・Vecima は1.8GHz DOCSIS 4.0 周波数分割デュプレックス(FDD)を使用してダウンストリーム 8.5 Gbps、アップストリーム 6 Gbpsのデモンストレーションを行いました。
・デモストレーションは次世代の DOCSIS 4.0 SoC を使用しました。
ビクトリア、ブリティシュコロンビア州— (2022年1月5日)
Vecima Networks Inc. (TSX:VCM)とCharter Communications社は本日共同で、ハイブリッドファイバー同軸 (HFC) ケーブルプラントで8.5 Gbps以上のダウンストリームと6Gbps以上のアップストリームの稼働を実証したことを発表しました。このデモは、リモート MACPHYデバイス(RMD) およびケーブル モデム ソリューション用の次世代 DOCSIS 4.0 システム オンチップ(SoC)を使用して構築されました。このSoCはCableLabs DOCSOIS4.0 FDDの仕様に準拠しています。
このラボデモは、単一のリファレンス ケーブル モデムを使用した DOCSIS 4.0 周波数分割デュプレックス(FDD)のエンドツーエンドパフォーマンスのデモで、既存の HFC プラントの増分アップグレードによって利用できる容量が大幅に増大することを示しています。システムはDOCSISの展開に20年以上にわたり使用されてきた既存のFDDモードを利用します。既存のスキルセットを活用して、自然で進化的なネットワークアップグレードを実現します。既存のFDDアプローチで構築されたダウンストリームとアップストリームを高い周波数まで拡張するだけで、既存のアンプカスケードを通じてネットワークの容量を増やすことができます。
多くの MOS は、FDD を使用した DOCSIS 4.0 のこのデモンストレーションを見て興奮しています。この技術と、業界にもたらすパフォーマンスのレベルは、世界中の既存のHFCケーブルプラントが広く普及したブロードバンドの利点を維持することを約束します。Charter Communications社のネットワーク・エンジニアリング&テクノロジー担当上席副社長、Joe Godas氏は、「これは、当社のネットワークがマルチギグ速度を双方向で提供できることを証明するものです。この技術を活用することは、将来の改善のための選択肢となり、今後も当社の先導的サービスを進化させ続けることが出来ます」。Dell’Oroグループのブロードバンドアクセス&ホームネットワーキング担当副社長のJeff Heynen氏は、ケーブルオペレーターネットワークにおけるDOCSISの将来について尋ねられると、「DOCSIS4.0と1.8 GHzの両方についてMOSの間で広い関心を見ることができます。どちらもケーブル事業者にとってゲームを変える革新です。HFCの市場での競争優位性を維持するために、DOCSIS4.0は重要なネットワークの進歩した技術となるでしょう」。
Vecima Networks社のSumit Kumar社長兼最高経営責任者(CEO)は、「VecimaはDOCSIS 4.0を市場に導入する際に業界をリードすることが出来ることに興奮しています」。「HFCプラントはケーブル事業者にとって依然として巨大な資産であり、最近のテストによりDOCSIS 4.0の性能と実行可能性、およびケーブルプラントのmulti-gig Symmetrical Capacityが実証されています。Vecimaは、世界の動きを未来の無限のブロードバンド接続に向ける上で、このような重要な役割を果たしていることを誇りに思います。」と述べました。
Vecima Networks社について
Vecima Networks Inc.(TSX:VCM)は、ブロードバンドアクセス、コンテンツ配信、テレマティクス向けの統合ハードウェアおよびスケーラブルなソフトウェアソリューションの開発に注力するグローバルリーダーです。世界をリードするイノベーターが、Advance、Connect、Entertain、Analyzeを実現可能とすることをサポートしています。コンテンツ配信とストレージを変革し、大容量のブロードバンドネットワークアクセスを可能にし、データ分析を合理化するテクノロジーを提供します。
VecimaのEntraソリューションの詳細については、
https://vecima.com/solutions/distributed-access/を参照してください。または
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